「多数傷病者事故対応研修会」

1.担当課  警防指令課
2.日 時  平成28年12月17日(土)
3.場 所  西諸広域行政事務組合消防本部災害支援拠点
                          施設3階

4.内 容  
    西諸広域行政事務組合消防では、社会医療法人緑泉会 
  米盛病院副院長救急部長 冨岡譲二氏、救急調整室室長 
  古賀司氏を招いて災害医療、特に「多数傷病者発生現場に
  先着した際の基本的な対応及び、収集すべき情報」につい
  ての訓練を実施しました。

    多数傷病者発生現場においては、ただやみくもに傷病者を
 救出し搬送すればよいというも
 のではありません。災害現場
 を「 統制」し「安全」を確保
 した上で、必要な「情報」を
 選択し関 係機関へ「伝達」、
 傷病者を「トリアージ」し適
 切な「治療( 処置)」を実施した上で「搬送」しなくては
 なりません。

  今回の訓練において、

  @Command&Control(指揮命令、統制)

     ASafety(3S=自分、現場、生存者の安全)

  BCommunication(情報伝達及び手段)

   CAssessment(@〜Bで得た情報を評価する、
   効果的な救出のための戦略・戦術をたてる)

  DTriage(選別、トリアージ※1タグの注意点等)

     ETreatment(適切な治療及び処置、現場医療機関)

  FTransport(適切な医療機関への搬送)

  以上の7項目について講義及び実技がありました。

   多数の負傷者が発生した時には、迅速な初期対応が重
 要です。今回の訓練では、近隣の医療従事者(看護師)にも
 参加していただき、「防ぎ得た災害死者を最小限にするため
 の初動活動、救急隊・DMAT
※2等の活動、人員の配置」
 等の貴重な意見交換の場となりました。

関係機関と連携した合同訓練を実施し、今後も多様な災害に備えてまいります。

 

 ※1 トリアージ=多数傷病者発生現場において、傷病者を「軽症」「中等症」「重症」などに選別すること。救急隊が優先して搬送する傷病者の選別をしやすくするために、「トリアージタグ」がある。

 ※2 DMAT=災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チームのこと。